2017/02/26

糖尿病の本当の恐ろしさ、大血管障害とその他の合併症

 

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はじめまして、薬剤師の浅井です。
人生を幸せにおくるためには、健康とお金が大切!
という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
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浅井秀星




 

前回は、糖尿病の合併症として代表的なものを紹介させていただきました。

糖尿病の本当の恐ろしさ、三大合併症について

 

糖尿病は、本当に恐ろしい病気であることがわかったかと思います。

 

今回は、糖尿病の合併症のうち、大血管障害とその他の合併症についてみていきたいと思います。

 

 

糖尿病では、大きな血管も傷つく!

 

大血管障害によって引き起こされる症状は、けっして糖尿病によるものだけではないのですが、糖尿病だと、その発症リスクが高まることが知られています。

 

①様々なところで起こる動脈硬化

 

・脳で起こる動脈硬化

 

脳の血管で動脈硬化が進むと、脳卒中(脳出血や脳梗塞)になる可能性が高まります。

糖尿病の方とそうでない方では、脳梗塞の可能性が2~4倍高くなるといわれています。

 

・心臓で起こる動脈硬化

 

心臓の血管で動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞になる可能性が高まることが知られています。

 

・抹消で起こる動脈硬化

 

たとえば、足の血管で動脈硬化が進むと、閉塞性動脈硬化症になります。

糖尿病の方は、健康な方の3倍リスクが高まるといわれています。

 

 

糖尿病の合併症は、

カラダ中の至る所で発症する可能性がある

ということが理解できたかと思います。

 

②その他の合併症

 

・感染症

 

糖尿病になると、病気や怪我が治りにくくなります。

これはカラダを守ってくれる免疫機能が何らかの原因で低下してしまうためです。

風邪にひきやすかったり、皮膚のできものが治りにくかったりします(呼吸器感染症、皮膚感染症)。

 

足の怪我から感染し、神経障害によってそれに気が付かず、そのまま壊疽・切断ということも多いです(糖尿病性足病変)。

 

歯周病にもかかりやすくなります!

歯周病は、口の中の問題ではなく、全身疾患です。

カラダ全体の抵抗力(免疫力)が落ちているために、普段は負けないような細菌にカラダが負けてしまって発症します。

ということは、、、

口の中だけ治療しても歯周病は治りません!!

 

その他にも、膀胱炎などの尿路感染症にもかかりやすくなります。

 

・急性合併症

 

高血糖状態が急激に起こると、カラダの中が酸性に傾きます(アシドーシス)。高血糖状態でみられる症状と悪心や嘔吐、脱水症状などが現れます。重症な場合は、昏睡状態になり、死に至ることもあります(糖尿病性昏睡)。

自分でインスリンを作ることができないⅠ型糖尿病の方に多いですが、最近では、若い人がスポーツ飲料など糖質の多いドリンクを一気に飲むことによって発症するケースも見られています(ペットボトル症候群)。

 

高齢者に多いのですが、術後など様々な要因で高血糖状態になり、それから数日後に脱水や倦怠感、血圧の低下などの症状が出ることがあります。意識障害も起こり、場合によっては昏睡や死に至ることもあります(高浸透圧高血糖症候群)。

 

まとめ

 

糖尿病は、脳梗塞や心筋梗塞など、様々な病気を引き起こすリスクを高めます。

糖尿病は、免疫力を低下させるため、感染の危険が高まります。

糖尿病の急性合併症が起こった場合は、すぐに病院に行く必要があります。

 

 

蜂窩織炎という皮膚の感染症があるんですが、これは発熱や痛みなどを伴うこともあって、入院が必要になることもあります。

糖尿病の患者さんで、この蜂窩織炎がしょっちゅう起こって入退院を繰り返されていたことを思い出します。

 

 

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