2017/02/26

糖尿病のタイプを知ろう、1型糖尿病とは?

 

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はじめまして、薬剤師の浅井です。
人生を幸せにおくるためには、健康とお金が大切!
という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
このブログでは、健康に関する情報とお金・ライフプランニングに必要な情報をお伝えしていきます。

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浅井秀星




 

糖尿病は、原因によって4つのタイプに分けられます。

糖尿病の4つのタイプとは

 

今回は、そのうちの1型糖尿病について少し詳しくみていきたいと思います。

 

 

1型糖尿病とは

 

1型糖尿病は、難病の一つです!!

 

・糖尿病のうちどのくらいが1型糖尿病なの?

 

1型糖尿病は、

血糖を下げるために大切なホルモンである

インスリンをつくることができない

という疾患で、

糖尿病患者さんの5~10%位を占めます。

 

・1型糖尿病の原因ってなに?

 

原因は詳しく分かっておらず、

生活習慣や肥満との直接的な関係がないため、

予防も難しい疾患です。

 

自己免疫疾患説が有力か!?

ウイルスや細菌による感染などからカラダを守ってくれるはずの免疫が、自分自身(インスリンをつくっている膵臓の細胞)を攻撃してしまうことによって発症するのではないかと考えられています。

 

・どのような人がなるの?

 

1型糖尿病には、どのような人がなるのか、その明確な答えはありません。

なりやすい人というのも分かっていない状況です。

 

統計的には、

子供など若年層に起こりやすく、特に思春期に多い

ことや、

男性よりも女性に多い

などと言われています。

 

ただ、どの年齢でも起こる可能性はありますし、男性でも発症します。

 

・1型糖尿病でみられる症状は?

 

症状としては、糖尿病と同じ症状がみられます。

 

1週間ほどで急激に症状が進行・悪化する場合(劇症型

数年かけて徐々に症状が進行する場合(緩徐進行型

があります。

 

小児で劇症型が起こることは稀である

と言われています。

 

「そういえば、ここ1、2ヶ月よく水を飲んでいた」

「おしっこが異常に近かった。」

など、

 

小児の場合、徐々に症状が進行していく事が多い

です。

 

進行がゆっくりだからこそ注意しなければならないのは、

症状に気がついたときにはだいぶ進行している可能性がある

ということです。

 

普段から、しっかりと子供を見てあげることが大切です!!

 

 

劇症型はというと、

20歳前後で発症することが多い

と言われていますが、

60歳以上の高齢者でも発症したケースもあるので、注意です!

 

症状が急激なので、すぐに異変に気が付きます。

口渇、多飲などの症状のほか、風邪のような症状、悪心・嘔吐、また高血糖による意識障害も起こしてしまいます。

 

・1型糖尿病の治療は?

 

①インスリン療法

 

1型糖尿病は、インスリンをつくることができません。

インスリンをつくることができないということは、

エネルギーの代謝がうまくいかず命に関わります!!

 

治療は、

インスリンを外部から補給(インスリン注射)することが必須

になってきます。

 

インスリン注射は、

色々な種類のものがあるのですが、

毎日うち続けることになります。

 

 

まだ認知度が低いですが、

インスリン注射として持続点滴型のものもあり

保険もききます!

 

 

インスリン持続皮下注入療法(CSII:Continuous Subcutaneous Insulin Infusion)といって、カラダに針(やわらかい)を入れた状態でポンプからインスリンが持続的にでてくるというものです。

 

 

毎食、毎日インスリンをうたなければいけない、

精神的・身体的苦痛を少しでも取り除く

ことに役立てることができます。

 

②食事療法

 

1型糖尿病の方も、食事療法が必要になります。

 

1型糖尿病の方は、インスリンがつくれないので、

インスリン注射などを利用して外部から補充することで血糖値をコントロールするとお伝えしました。

 

必要なインスリンの量は、食事(食事に含まれるブドウ糖)の量によって異なってきます。

 

1日に必要なエネルギー量から、必要インスリン量、栄養バランスの取れた食事を把握するために、

食品交換表

というのもあるので、食事療法に有効活用できます。

 

長年付き合って慣れている患者さんは、

食事をみるだけでだいたいの必要インスリン量を把握し、自分でコントロールします。

 

「今日は、このくらいでインスリンをうった。」

「昨日○○だったから、血糖、少し高めじゃない」

といって、自分の状態をしっかり把握されている患者さんもみえます。

 

 

糖質の多い食事をすれば、多くのインスリンが必要となります。

 

インスリンの役割はエネルギーの貯蔵です。

たくさん食事をして多くのインスリンを補充すれば、

その分エネルギーが蓄えられて太りやすくなってしまいます。

 

肥満が続くと、高血圧や脂質異常症など別の病気につながってしまうので、注意が必要です。

 

だから、1型糖尿病の方にも食事療法が必要となってきます。

 

③運動療法

 

運動は肥満の改善やストレスの解消の他にも、

インスリンの働きを改善する

ことに役立ちます。

 

運動はメリットが非常にたくさんあります。

ただし、注意しなければいけないこともあります。

 

・強度の高い運動

 

激しい運動は、

ストレス等によって血糖値を上昇させてしまうことがあります。

血糖値が高い状態で、強度の高い運動をすると血糖値が悪化する可能性があるので注意が必要です。

 

 

・インスリンを注射する部位に注意

 

上腕部(うで)や大腿部(あし)にインスリンを注射すると、運動による血流改善などによって吸収がよくなり、普段よりもインスリンが効きやすくなることがあります。

 

運動をする時は、お腹(おへそ周辺)に注射をすることが良いとされています。

 

 

・低血糖に注意

 

運動によってエネルギーが消費されるので、血糖値が下がります。

普段通りのインスリン量では、血糖を下げすぎてしまう可能性がある

ので注意が必要です。

 

 

気をつけなければならないことも多いですが、

それ以上に運動によるメリットは大きいです。

 

定期的に運動を取り入れるようにしましょう!

 

さいごに

 

1型糖尿病は、一生お付き合いしなければならない難病の一つです。

 

若年層から発症し、生命に直結する症状が出るので注意が必要です。

 

治療は、インスリン補給しかないのが現状ですが、食事療法・運動療法も併せて行うことが重要です。

 

 

今回は、1型糖尿病についてでした。

 

 

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