酸化と糖化が脂質異常症に与える影響とその対策!

 

この記事を書いている人 - WRITER -


はじめまして、薬剤師の浅井です。
人生を幸せにおくるためには、健康とお金が大切!
という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
このブログでは、健康に関する情報とお金・ライフプランニングに必要な情報をお伝えしていきます。

このサイトについて!

浅井秀星

 

カラダがサビる

酸化!

 

カラダが焦げる

糖化!

 

 

酸化や糖化が、

老化の進行を早めることをお伝えしました。

老化を哲学する!?老化の原因である酸化とは?

カラダが焦げる!?糖化反応とは?

 

 

酸化や糖化のポイントとしては、

正常な細胞が、酸化や糖化によって異物になってしまう!

ということです。

 

 

この酸化や糖化は、

LDLコレステロールにも起こります!

 

このLDLコレステロールの酸化(糖化)が

動脈硬化の真の原因の一つです。

動脈硬化が起こる仕組み、その原因を知ろう!

 

 

そこで今回は、

酸化や糖化と脂質異常症との関係についてお伝えします。

 

 

1.コレステロールに善悪はない!

 

LDLコレステロール

よく耳にする名前ではないでしょうか?

 

悪玉コレステロールとも呼ばれたりします。

コレステロールを理解する!LDLコレステロールとは?

 

 

反対に

HDLコレステロール

これは、善玉コレステロールと呼ばれます。

コレステロールを理解する!HDLコレステロールとは?

 

 

LDLとHDLは、

コレステロールを運ぶ輸送体の違いだけで、

コレステロール自体に良いも悪いもありません!!

リポタンパク質を知ればわかる、コレステロールの善悪!

 

 

悪玉コレステロール

善玉コレステロール

というように

あまりにも言葉だけが先走りしちゃっていて、

コレステロールが悪者みたいになっています(汗)

 

ですが、

コレステロールはヒトのカラダには、なくてはならない重要な存在です!!

コレステロールは必要!その重要な役割とは?

 

 

2.酸化や糖化が本当の悪者!!

 

酸化や糖化は、

老化の原因です。

 

なぜ、酸化や糖化がカラダに良くないのでしょうか?

 

 

カラダの中で酸化や糖化が起こると

正常な細胞が異常なものになってしまうからです。

 

 

機械でもそうですが、

サビると動きが悪くなりますよね!

(クレ5◯6のマッチョマンが、顔を真赤にしているCMを思い出します(笑))

 

 

カラダだって、同じです。

サビたり、焦げたりすると、動きが悪くなります!

 

 

少し思い出してください。

酸化や糖化が起こるとどうなるんでしたっけ・・・

 

 

そうですよね、

正常が異常になってしまうんでした!

そして、異常なものに働くのが免疫です。

 

 

最近、

花粉症などのアレルギー疾患が増えている!

子どものアトピーも多くなっている!!

といわれています。

 

 

もちろん、

排気ガスやPM2.5などで空気が汚れてきていることも一つの原因だと思います。

 

ですが、

カラダの中で酸化や糖化が進行していることも大きく関わっていると思います。

 

 

正常な細胞が酸化や糖化で異物となる! → 異物に対して免疫が働く!!

 

 

カラダは、この酸化(糖化)ストレスによって、

免疫が過敏状態になっているのではないでしょうか?

 

 

そういう状態だと、

花粉などに対して過敏に反応するのもうなずけますよね!

 

 

酸化や糖化のストレスに晒され続けること、

これが様々な病気が増えている原因になっていると思います!

 

カラダの糖化!?

って、なかなかイメージし難いですよね。

 

実は、

このカラダの糖化は、結構身近なところで利用されています。

 

糖尿病の検査で、

「HbA1c」という指標が用いられます。

 

HbA1c

気にされている方も多いのではないでしょうか?

 

これはまさに、

カラダの中で行われている糖化反応を利用して測定されるものです。

 

ざっくりいえば、

赤血球の糖化具合を調べたものがHbA1cとなります!

 

 

3.LDL + 酸化(糖化) → 動脈硬化!!

 

コレステロールに善悪はない!

とお伝えしました。

(何度もお伝えしますが、これ本当に重要です!!)

 

それでも、

LDLコレステロールが高い!

 

健康診断などでそういわれると

ドキッ!!

ってしますよね。

 

 

コレステロールが高い方がいいのか、低い方がいいのかについては、

様々な見解があります。

彷徨うコレステロール論争!脂質異常症に入るにあたって

 

このように、

LDLコレステロールが高い状態を脂質異常症といいます。

脂質異常症とは?その診断基準

 

 

「脂質異常症」

 

何やら、たいそうな名前がつけられていますが、

この疾患のおおもとは、代謝異常です。

 

代謝異常!?

 

これも何やら難しい表現ですね~~(汗)

 

うまくお伝えできる言葉がみつかりませんが、

ざっくりいえば、渋滞のことです!!

(本当にざっくりですよ。)

 

 

脂質異常症に限ったことではなく、

高血圧や糖尿病など、生活習慣病と呼ばれるものはほとんど、

この代謝異常が原因です。

 

 

極論ですけど、

LDLコレステロールがどれだけ高くても

ちゃんと受け止めてくれる受容体が働いて、

全身の細胞でしっかり利用されていれば、

つまり、

循環(代謝)さえしっかりしていれば、

カラダにとっては全く問題がない!!

ということです。

 

この循環を滞らせているのが、

酸化や糖化です!

 

 

繰り返しになりますが、

酸化や糖化は、正常を異常にしてしまうんでした。

 

LDLコレステロールも酸化や糖化で、異物に変わります!

 

 

LDLコレステロールは、

酸化(糖化)LDLコレステロールとなってはじめて、カラダに悪さをします!!

 

 

酸化(糖化)LDLコレステロールは、カラダにとっては異物であり、

異物を排除しようとする免疫の働きによって動脈硬化の原因となります。

動脈硬化が起こる仕組み、その原因を知ろう!

 

 

先程、極論で

LDLコレステロールは、どれだけ高くても問題はない!

とお伝えしましたが、

これは酸化(糖化)ストレスがない環境下での話になります。

 

 

現実的に

酸化(糖化)ストレスがない環境は存在しません!!

 

スマホやパソコン、電化製品、化学製品・・・

揚げ物やあま~いお菓子・・・

 

以前に比べれば、

現在は、酸化(糖化)ストレスが圧倒的に多くなっています!

 

 

「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる!」

 

じゃないですけど、

鉄砲(ストレス)がたくさんあって、

その的(コレステロール)もたくさんあったら、

当たる確率も大きくなってしまいますよね!

 

 

だからこそ、

コレステロールは、高すぎてはいけない!

そして、

酸化(糖化)ストレスは、できるだけ減らしたほうがいい!

ということになります。

 

 

絶対に忘れてほしくないのは、

コレステロールは本来、カラダにとっては無くてはならない存在だということです。

 

だから、

コレステロールは、低ければ低いほどいい!?

というのは、危険です!

 

 

今は、

LDLコレステロールやHDLコレステロールの数値にばかり目が向けられていますよね。

 

 

「コレステロールは高い方がいい!」

「いや、低い方がいい!!」

といった具合に(汗)

 

ですが、

本当に重要なところはそこでしょうか?

 

僕はいささか疑問に思っています。

 

 

4.酸化を受けやすい超悪玉コレステロール!

 

皆さんは、

超悪玉と呼ばれるLDLコレステロールをご存じでしょうか?

 

 

普通のLDLよりも小さいため、sdLDLと呼ばれます。

超悪玉!sdLDLコレステロールとは?

 

 

sdLDLコレステロールは、

普通のLDLコレステロールとは異なり、

カダラにとっては別物(異物)です。

 

異物であるがゆえに、うまく利用することができません(汗)

さっきの代謝異常を生じさせるということです!

 

どういうことかというと

sdLDLは、LDLの受け皿(受容体)に受け止められず、カラダの中に長く居続けます!

(普通のLDLは2日くらい、それに対して、sdLDLは5日くらい居続けると言われたりします。)

 

 

先程の鉄砲の話に似ていますが、

的となっている期間が長いほど、

当たる確率が増えますよね!

 

そのために、

sdLDLは酸化や糖化を受けやすくなります!

 

それ以外にも、

sdLDLはサイズが小さいので、

細胞の間を通りやすかったり、

免疫細胞に取り込まれやすかったりします。

これもsdLDLが超悪玉と呼ばれる所以です!

 

 

sdLDLが生まれやすい環境と、酸化(糖化)ストレスが発生しやすい環境は似ている!

ので、相加(相乗かも)的にカラダに悪さをします。

 

 

超悪玉コレステロール

これは本当に悪者です!!

 

 

この他にも、

レムナントリポタンパクコレステロールと呼ぼれる

酸化を受けなくてもカラダに悪さを働くものもあります。

超超悪玉!?レムナントリポ蛋白コレステロールとは?

 

 

sdLDLやレムナントリポタンパクコレステロールの発生をみていけば、

コレステロールに対する認識が変わっていきます!

 

 

5.抗酸化物質で酸化対策!

 

  • ポリフェノール
  • ルテイン
  • アスタキサンチン
  • リコピン

・・・

 

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

これらは「ファイトケミカル」と呼ばれる植物に含まれる栄養素で、

ビタミンよりも強い抗酸化力があり、最近、注目を集めています。

 

 

ぜひ知っておいてほしいのですが、

ファイトケミカルは、

植物が生存するため(カラダを守るため)に生み出したものです!

 

厳しい環境(ストレス)に耐えようとして作られます。

 

 

つまり、

植物も生きている!!

ということなんです。

 

 

健康番組なんかで、

「トマトにはリコピンが含まれている!」

「玉ねぎのケルセチンが・・・」

って言われたりしますね。

 

 

「リコピンをとるために、トマトを食べよう!」

「玉ねぎは健康にいい!」

ってなります。

(次の日からしばらく、トマトが売り切れ!みたいに・・・)

 

 

確かにそうなんですけど・・・

少し立ち止まって考えてみてください!!

 

「そのトマトや玉ねぎは、生きていますか?」

 

 

生きた植物をありがたくいただいて、酸化や糖化を防止していきましょう!

 

 

さいごに

 

酸化や糖化は、カラダの全身で起こります!

もしかしたら、

今カラダに出ている症状は、氷山の一角かもしれません。

 

 

酸化や糖化を防ぐためには、

普段の生活習慣を見直すことが一番です。

 

生活習慣を見直して健康維持に努めましょう!

 

 

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です