バランス型投資信託の特徴

資産運用素人の浅井です。
現在、資産運用について勉強中です。
一緒にお金について、学んでいきましょう!
今回は、バランス型投資信託の特徴について、考えていきましょう。
今回はこんな内容です!
第5回.バランス型投資信託の特徴
投資について、少しでも勉強したことがある方は、
「分散投資」
という言葉を聞いたことがあると思います。
投資には、
「卵を一つのかごに盛るな!」
という言葉がある通り、1つの資産に資金を集中するのではなく、複数の資産に資金を分散させることを基本としています。
これは、資金を集中した資産がもし暴落してしまった時に、甚大な被害を受けてしまうことを避けるためです。
バランス型投資信託は、それ一つで株式や債権、不動産など様々な資産に分散して投資する商品です。
1.バランス型投資信託の種類
バランス型投資信託は、資産配分の仕方によって2種類に分けられます。
①資産配分固定型
資産配分固定型は、その名の通り、どの資産にどのくらい配分するかを予め固定する商品です。
例えば、
「国内株式、国内債券、国外株式、国外債権にそれぞれ25%ずつ資金を配分する。」
といった具合です。
そして、この配分でしばらく運用したとします。そうすると市場の値動きによって、各25%だったバランスが崩れてしまいます。
「国内株式30%、国内債券20%、海外株式35%、海外債権15%」
といった感じです。
資産配分固定型では、定期的にこのバランスの崩れを元に戻す作業(リバランス)を行ってくれるので、僕のような資産配分やリバランスをよく分かっていない方には、手間いらずで、選びやすい商品になります。
②資産配分変動型
資産配分変動型は、資産配分固定型と同じように、様々な資産に分散して投資を行う商品です。
資産配分固定型と違うのは、市場の動向に応じて資産配分のバランスを変えるということです。
例えば、今のようにトランプ新大統領の発言によって市場が大きく動くような場合など、市場が不安定なときは、安定資産と呼ばれる国債などの配分を増やして、不安定な動きをする資産の配分を減らすといったような感じです。
資産配分変動型は、運用のプロが市場の動向をみながら資産配分を決めてくれるので、より安定した運用ができると考えられます。
ただし、その分コストがやや高めに設定されることになります。
どちらのタイプでも、少し安心して資産運用に取り組むことができそうですよね!
事実、
過去の実績で、バランス型投資信託は市場動向を遥かに上回るような大きな上げはないものの、市場の下げ局面では下げ幅を減らせることが認められています。
まとめ
バランス型投資信託は、1つの商品で様々な資産への分散投資を可能にしてくれます。
短期的に大きなリターンを得られないかもしれませんが、長期的に運用することで安定的なリターンにつながります。
バランス型投資信託、なんか良さそうな商品ですね!