ジェネリック医薬品って、ぶっちゃけどうよ?

「ジェネリック医薬品」
薬局にいくと、必ずこの言葉を耳にすると思います。
今回は、
「ジェネリック医薬品って大丈夫なの?」
ということについて、賛否両論、色々あると思いますが、
個人的な見解をお伝えします!
今回はこんな内容です!
ジェネリック医薬品って本当に大丈夫?
いきなり核心です(汗)
僕個人としては、
「大丈夫!」
だと考えています。
これから、その理由について説明しますね。
1.ジェネリック医薬品の効果について
ジェネリック医薬品にした時に
「今までどおりの効果がでるの?」
と心配される方が多くみえます。
なかには、
「ジェネリックは効かない!」
と言われる方もみえます。
効果について考える時に、まず知ってもらいたいのは、
薬というのは、
「効果が“0”か“100”かで判断していない!」
ということです。
ということは、
「ジェネリック医薬品が効かない!」
というのは、
効果がない(0)ということではなく、
「効果が弱い!」
というニュアンスになります!
では次に、
効果の強弱について考えると、
ジェネリック医薬品は、
「先発品の80~125%の範囲で」
とされています!
(ここでは、分かりやすいように同等性のことを効果としています。)
「そんなに幅があるの!?」
と思われる方もみえるかもしれません。
(実際、検査の結果では、95%くらいとでています!)
ただ、
ここにもカラクリがあります!
たとえば血圧の薬、
血圧が140/90だったヒトが、
薬(先発品)の服用で120/80になったとします。
数値でみると
上が20、下が10
それぞれ下がったことになりますよね!
これが効果ですよね!
いいですか、
これの「80~125%」です!
ということは、
上が16~25、下が8~12.5
下がることになります!
(125%までの範囲なので、強くでることもありますが、今回はおいといて…)
つまり、
上: 20 ⇒ 16~25
下: 10 ⇒ 8~12.5
この差って・・・(汗)
語弊をおそれずハッキリ言ってしまえば
「誤差」
です!
そもそも血圧は、
1日のうちでも大きく変動しています。
それに比べれば、
4とか5とかいう数字は・・・
「誤差」です!!
これを、
「140の血圧が0になる」という感覚で捉えてしまうら、
80~125%という数字がすごく大きな変化に感じてしまうんですね!
ちなみに、コレステロールなど
他の薬でも同じことがいえます。
2.ジェネリック医薬品は安全なの?
ジェネリック医薬品の安全性についても
不安に思われている方が多くみえます。
このことについては、
批判も多くあると思いますが、
個人的な意見をお伝えします!
ジェネリック医薬品の安全性に不安を持ってみえる方は、
「先発品は、長く使われてきたから安全!」
と思われています。
これって本当なんでしょうか?
- 血圧を下げすぎることで認知症が増える可能性が懸念されています。
- コレステロールについては、色々なことが言われています。
高コレステロールは問題か?コレステロール低下医療の必要性と問題点!
- 糖尿病だって、薬の服用でミスマッチが生じています。
根本的な話になりますが、
そもそも薬は、安全ではありません!!
これは先発品でもジェネリック医薬品でも同じです!
ガンや糖尿病、認知症・・・
様々な病気が増えている現在を考えると、
「これらの病気」と「薬を継続的に飲むこと」の因果関係は完全に否定出来ないと思います!
だから、
「先発品は長く使われてきたから安全だ!」
とは到底思えません!
もちろん、
「先発品に比べてジェネリック医薬品が安全だ!」
といっているのではありません。
先ほどもお伝えしましたが、
薬はそもそも安全ではありません!
(だからこそ、上手に使う必用がある!!と思っています。)
ということで、
安全性に関しては、どっちもどっち!
だと考えています。
ちなみに、
「先発品は日本でつくられているから安心!」
というふうに思われている方もみえるかもしれませんが、
今は(昔も?)、先発品も海外でつくられていることが多くあります。
(もちろん、日本でつくられているものもあります。)
逆に、
ジェネリック医薬品にだって、
日本でつくられているものがあります。
(もちろん、海外でつくられているものもあります。)
だから、
どっちもどっちなんですね!
3.薬代はジェネリック医薬品が安い!
これは、
ジェネリック医薬品の大きなメリットですよね!
僕は、
薬を飲む(飲み続ける)ということは、「健康」からは遠い状態
だと考えています。
本当の健康を手に入れるためには、
- 適度な運動をしたり
- カラダに良いものを食べたり
- ストレスを発散したり
など・・・
色々と生活を変えていく必要があります!
そこには、
お金がかかったりもします!
だったら、
薬代にお金をかけるくらいなら
- スポーツを始めたり
- 無添加の野菜を買ったり
- ストレス発散に旅行に行ったり
薬を減らして健康になるために、
お金を使ったほうがいいじゃないですか!
高い薬を使用されている方ほど、
ジェネリック医薬品に換えたときの金額差は大きくなります。
ヒトによっては、
千円単位で金額が変わることだって珍しくありません!
これが毎月のことだったら、
「1年間で数万円」っていう話ですよ!!
浮いたお金は、
カラダへの貯金(投資)!?に回してください!
さいごに
個人的には、
「ジェネリック医薬品は使っても大丈夫!」
だと考えていますが、
もちろん、デメリットもあります!
カラダに合わない方がみえることも事実です!
時には、
ジェネリック医薬品にしないほうがいい
場合もあります!
「ジェネリック医薬品にしないほうがいい場合」については、
また別の機会にお伝えしたいと思います。
薬を飲まないために、
薬を減らせるために、
そのような情報をお伝えしていきたいと思います!
ジェネリック医薬品に関しては、
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