痛風を予防するために、発症メカニズムを知ろう!

 

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はじめまして、薬剤師の浅井です。
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という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
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浅井秀星




 

痛風は、

「風が吹いただけでも痛い(泣)」

ということからその名前がつけられたといわれています。

 

痛みや腫れを主症状とする痛風ですが、

「発作が起こる仕組み」を知ることが発症の予防につながります!

 

今回は、痛風が発症するメカニズムについてお伝えします。

 

 

1.痛風発症のメカニズムを知ろう!

 

痛風の発作が起こるまでには、

いくつかの段階があります。

 

(1)尿酸結晶の蓄積!

 

痛風は、高尿酸血症の合併症として知られているように、

血液中の尿酸値が高いと発症しやすいといわれています。

 

これは、

血液中の尿酸値が高くなると、

尿酸が結晶になりやすくなるからです。

 

この尿酸結晶は、

特に関節に溜まりやすく、

高尿酸血症の状態が続くことによって、

どんどん溜まっていきます!

 

 

血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えると、

尿酸の結晶が溜まりやすくなるため、

高尿酸血症の基準値は、7.0mg/dL以下とされています。

高尿酸血症とは?高尿酸血症と痛風の最近のトレンド

 

 

痛風発作の仕組みは、

「雪山」をイメージすることですっごく理解しやすくなります!

 

尿酸結晶の蓄積は、

山に雪が積もっていくイメージです!

 

山が関節で、

降る雪が尿酸の結晶だと思ってください。

 

雪が積もっていくように

尿酸結晶も溜まっていきます!

 

 

(2)尿酸結晶の剥離!

 

尿酸の結晶が溜まっていくだけでは、

まだ悪さをしません。

 

ただし、

高尿酸血症の状態が続くことによって、

関節のほかに、皮膚の下にも溜まってしまうことがあります。

これを痛風結節といいます。

 

 

関節に尿酸結晶が溜まっていくと、

何かの拍子で、溜まった結晶が剥がれ落ちてしまいます!

 

そのキッカケは、

激しい運動だったり、

強いストレスだったり、

様々な原因が考えられています。

 

 

さっきの雪山でイメージすると、

降り積もった雪が徐々に溶けていく分には問題が発生しません。

 

ですが、

急に溶けたり、

何かの刺激が加わったときは、

雪崩が起きてしまいますよね!

 

尿酸結晶の剥離は、まさに、

雪崩が起こるメカニズムと一緒です!

 

 

キッカケにもあげましたが、

運動によって痛風発作が起こるという話をよく聞きます。

 

これは、

運動の刺激(振動)によって結晶が剥がれ落ちてしまうからです。

 

薬物療法をするときは、注意が必要!!

 

高尿酸血症が痛風の原因の一つですが、

高尿酸血症の治療によって痛風が起こってしまうことがあります!

 

急激な尿酸値の低下が、

尿酸結晶が剥がれ落ちる原因となってしまうからです。

 

一般的に、

高尿酸血症の治療中(尿酸を下げる薬を服用中)に痛風発作が起こったときは、

尿酸を下げる薬の服用はそのまま継続します。

 

ですが、

治療を受けていないとき(尿酸を下げる薬を服用していない)に痛風発作が起こったときは、

尿酸を下げる薬の服用によって発作が誘発されてしまうことがあるため、

痛風発作が治まってから尿酸を下げる薬の服用を開始することになります。

 

(3)免疫反応によって激痛が!

 

剥がれ落ちた尿酸結晶は、

カラダにとって「異物」扱いされます。

 

カラダの中で異物を取り除くための働きが、

「免疫反応」です!

 

カラダは、

「異物が入ってきた!」

と勘違いして、免疫反応を働かせ、異物を追い出そうとします。

 

これによって、

激しい炎症を起こし、激痛が走ります(痛風発作)!

 

 

少し振り返って・・・

尿酸結晶は、どこに溜まるんでしたっけ?

 

そうですよね、

関節でした。

 

ですから、

「関節が腫れて痛む(泣)」

というのが痛風の主な症状になります。

 

 

2.痛風はクセになる!?

 

痛風が起こるメカニズムを整理すると、

  1. 尿酸結晶の蓄積
  2. 尿酸結晶の剥離
  3. 免疫反応

でした。

 

 

雪崩や氷山などもそうだと思いますが、

1回崩れると、崩れた部分は、また崩れやすくなりますよね!

 

痛風についても、

これと同じことが考えられます。

 

尿酸結晶が1回剥がれ落ちると、

2回目、3回目と剥がれやすくなる!

と考えられます。

 

痛風がクセになるというのは、

あながち間違ってはいないのではないでしょうか!

 

 

3.徐々に雪どけを!

 

痛風発作を起こさないためには、

尿酸値のコントロールが重要となってきます。

 

すでに蓄積されてしまった尿酸結晶も、

尿酸値を適切にコントロールすることによって、

徐々に溶けていきます!

 

 

尿酸結晶が剥がれ落ちると、

結晶の蓄積はいっきになくなるので、

もっとも早く尿酸結晶の蓄積をリセットするのは、

痛風発作なのかもしれません(汗)

 

「痛風が、痛風を減らす!?」

ということかもしれないんですが、

痛風になること自体が嫌ですよね!

 

ですから、

少し時間はかかるかもしれませんが、

徐々に結晶を溶かしていくことが大切です!

 

 

先ほどもお伝えしましたが、

急激な雪どけは、雪崩を招きます!

焦らずじっくり雪どけすることが重要です!!

 

 

さいごに

 

痛風は、

(1)尿酸結晶の蓄積

(2)尿酸結晶の剥離

(3)免疫反応

で発症します。

 

最近では、

痛風や高尿酸血症の原因として、

肥満が最も重要であるといわれています。

 

他にも

お酒(種類は問わず)の飲み過ぎ

原因の一つであるといわれています。

 

尿酸結晶を作らせない、

痛風発作を起こさないために、

普段の生活習慣を見直していきましょう!

 

 

 

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