高尿酸血症はいけないのか?高尿酸血症と関連する疾患!

 

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はじめまして、薬剤師の浅井です。
人生を幸せにおくるためには、健康とお金が大切!
という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
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浅井秀星




 

高尿酸血症は、痛風との関連が深いといわれています。

高尿酸血症とは?高尿酸血症と痛風の最近のトレンド

 

ただし、

高尿酸血症だからといって、

みんながみんな、痛風の症状がでるかというとそうではありません。

 

 

「尿酸値が高いけど、痛風の発作もないし、ほかっておいても大丈夫!?」

そのように思われている方もみえるかもしれません。

 

 

今回は、高尿酸血症をそのままにしておいても大丈夫なのか、高尿酸血症との関連が疑われている疾患についてお伝えします!

 

 

1.腎障害

 

高尿酸血症は、

腎障害と関連が高いことが報告されています!

 

血液中の尿酸値が高い方は、

腎臓の機能が悪化する可能性があることが報告されています。

 

 

腎臓は、

カラダの中で

「排毒」

というすごく重要な役割をしています!

 

肝臓が「解毒」

腎臓が「排毒」

肝臓と腎臓は単独で働くだけでなく、相互に補い合って、デトックスを行っているそうです!

 

 

「肝腎要(かんじんかなめ)」

大事なときに使ったりしますよね!

 

肝心要・肝腎要:

特に大切である・こと(さま)

「三省堂 大辞林」

 

「肝臓と腎臓は、カラダにすごく重要ですよ!」

この言葉はここからきているのではないでしょうか!

 

東洋医学では、

肝が気力・精神力

腎が生命力・スタミナ

を司っていると考えられていています。

 

 

腎臓の機能が悪くなるということは、

カラダから毒素を出す力が弱くなってしまうということになります!

 

肝臓との相互作用と考えると、

肝臓にも負担をかけている可能性が考えられます。

 

高尿酸血症と腎臓の機能とは、

関係がある可能性が高いため、

カラダの機能を正常に保つ(健康でいる)ためには、

高尿酸血症を改善していく必要があります!

 

 

2.尿路結石

 

高尿酸血症や痛風は、

尿路結石の原因の一つであると考えられています。

 

 

(1)尿路結石の危険因子

 

  • おしっこの量の低下
  • 水分の摂取量不足
  • おしっこ中の尿酸排泄量の増加
  • 尿が酸性に傾く(酸性尿)

など

 

以前は、

高尿酸血症や痛風の状態がひどいほど、

尿路結石になる可能性があるのではないかと考えられていました。

 

現在は、

おしっこ中の尿酸排泄量がより重要ではないかと考えられています。

 

 

高尿酸血症でなければ、

おしっこ中の尿酸排泄量が正常であるかといえば、

そうではないので注意が必要です!

 

血液中の尿酸値が正常であっても、おしっこ中の尿酸排泄量が多い場合がある!

ことが知られています。

 

 

尿路結石で最大の危険因子であると考えられているのが、

酸性尿の持続です。

 

おしっこは普段から(1日に何回か)酸性に傾いたり、

アルカリ性に傾いたりと変動しています。

(尿pH基準値:4.5~7.5くらい)

 

おしっこのpHは、

結構な幅で変動していて、

この変動は食事の影響を受けることが分かっています。

動物性たんぱく質は、おしっこを酸性に傾け、

野菜や果物は、おしっこをアルカリ性に傾けるそうです。

 

胃液の働きも、

おしっこのpHに関係していて、

食後は胃酸の分泌によっておしっこのpHが上昇するそうです。

 

 

「ガスター10!」

CMでおなじみの胃酸を抑える薬です。

 

コレに限らず、胃酸を抑える薬はたくさんあって、

毎日のように飲まれている方も多くみえます。

 

胃酸を抑える薬を飲んでいて尿路結石が起こりやすい方、

もしかしたら、薬が悪影響を及ぼしているかもしれません。

 

おしっこが酸性に傾きすぎている場合、

糖尿病や腎炎、痛風、脱水などの可能性があります。

 

逆に、

おしっこがアルカリ性に傾きすぎている場合、

尿路感染や膀胱炎などの可能性があります。

 

 

3.メタボリックシンドローム

 

「メタボリックシンドローム」

少し前からこの名前が出てくるようになりました。

 

メタボリックシンドロームの診断基準:

ウエスト周囲(前提条件):男性85cm以上、女性90cm以上

・脂質異常症

(トリグリセリド値:150mg/dL以上、かつ/または、HDLコレステロール値:40mg/dL未満)

・高血圧

(収縮期血圧(上の血圧):130mmHg以上、かつ/または、拡張期血圧(下の血圧):85mmHg以上)

・高血糖

(空腹時血糖値:110mg/dL以上)

 

ウエスト周囲が基準以上の方で、他の3つの項目のうち、2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。

 

高尿酸血症や痛風の方は、

メタボリックシンドロームの構成要素を満たしていることが多いことが報告されています。

 

 

「メタボリックシンドローム」

カタカナで書かれているから、

YoungでNowい感じがしますが、

単純に生活習慣の賜物のことです!

 

だから、

生活習慣病の一つである高尿酸血症と関連が深いのは、

当然の結果ではないでしょうか。

 

 

メタボリックシンドローム

何やら基準がありますが、

これは、生活習慣病を言い換えただけといってしまってもいいと思っています。

 

様々な病気について、

メタボリックシンドロームとの関係が問題視されていますが、

当たり前です!

 

 

 4.その他

 

「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第2版」では、

高尿酸血症との関連について

  • 高血圧
  • 心血管系疾患
  • 悪性腫瘍
  • 総死亡

が、記載されています。

 

高尿酸血症はこれらの疾患とも関連がある可能性が示唆されています。

 

このガイドライン

僕よりもざっくりしているんじゃないかな(汗)

 

 

さいごに

 

高尿酸血症も生活習慣病の一つです!

 

そして、生活習慣病というのは、

症状が出ている部分が異なっているだけで、

根底の部分は共通しています。

生活習慣病は繋がっている!糖尿病と脂質異常症の関係

 

だから、

「高尿酸血症だけど、痛風などの症状がないから大丈夫!」

と、ほかっておくのは、

カラダに出ている危険信号から目を背けていることになります!

 

生活習慣を見直すことが

根本的な治療につながります。

高尿酸血症の合併症、痛風発作の原因を探る!

 

 

生活習慣を見直すことによって、

現在、高尿酸血症で薬を服用されている方も

減薬、断薬をすることが可能になると思います。

 

生活習慣を見直して、

高尿酸血症を克服していきましょう!

 

 

 

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