高尿酸血症の合併症、痛風発作の原因を探る!

 

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はじめまして、薬剤師の浅井です。
人生を幸せにおくるためには、健康とお金が大切!
という思いで、税理士資格を取得(大学院修了後)し、現在、CFPの勉強中。
このブログでは、健康に関する情報とお金・ライフプランニングに必要な情報をお伝えしていきます。

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浅井秀星




 

「痛風」

風にあたるだけで痛みが出ることから名前がついたとか・・・

 

それほど、痛い!

ということです。

 

 

薬局で働いていると、

痛風の診断を受けて、

痛み止めをもらいにこられる方が多くみえます。

 

痛風は、

血液中の尿酸値が高いと、症状が出やすい!

と言われています!

 

この血液中の尿酸値が高い状態を「高尿酸血症」といいます。

高尿酸血症とは?高尿酸血症と痛風の最近のトレンド

 

 

今回は、痛風発作の原因についてガイドラインをもとにお伝えしたいと思います。

 

 

1.痛風関節炎と痛風結節

 

(1)痛風関節炎

 

血液中の尿酸値が高い状態が続くと、

尿酸塩結晶ができやすくなるといわれていて、

この尿酸塩結晶が、足や手などの関節に溜まると、

赤く腫れ、激痛を伴う症状(炎症)が起こります!

 

これが「痛風関節炎」と呼ばれる症状で、

一般的にいわれる「痛風発作」です。

 

この痛風発作は、

足の親指の付け根あたりで発症することが多く、

なんと全体の7割にものぼるといわれています!!

 

 

痛風関節炎(痛風発作)の発症について、

まだよく分かっていないことが多いのですが、

血液中の尿酸値が高いほど、その状態が長く続くほど、発症しやすい!

ことが分かってきています。

 

 

(2)痛風結節

 

尿酸塩結晶が溜まるのは、関節だけではありません!

 

高尿酸血症の状態を放置し続けると、

皮膚の下(皮下)にも尿酸塩結晶が溜まることがあります。

 

これは「痛風結節」と呼ばれる症状で、

皮膚の下(皮下)にコブのような塊がみられるようになります。

 

特別、痛みはないそうですが、

そのまま放置すると、

関節の変形重症のときには脱臼の原因になったりするそうです!

 

痛風結節は脳にできたという報告はないそうですが、

それ以外なら、全身どこにでも起こる可能性があるそうです。

 

 

痛風発作と同じように、

血液中の尿酸値が高いほど、その状態が長く続くほど、なりやすい!

可能性があることが指摘されています。

(痛風についての研究はあまりなされておらず、まだまだ解明されていないことがたくさんあります(汗))

 

 

2.痛風の原因は?食事や運動が与える影響!

 

「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」

をもとにお伝えします。

 

注意!!

この調査結果は、あくまで参考程度にしておいてください!

 

 

(1)食事

 

2004年に、アメリカで行われた調査では、

「肉」をたくさん食べるヒトは、

そうでないヒトと比べて痛風発症リスクが1.4倍になったそうです。

 

現在、

「痛風には、肉がよくない!」

などといわれていますが、

おそらくこの結果からきているのではないでしょうか、、、

 

 

同じように、「魚」についての調査も行われ、

「魚」をたくさん食べるヒトは、

そうでないヒトと比べてリスクが1.5倍になったそうです。

 

 

その他には、

牛乳やヨーグルトなどの「乳製品」は、

たくさん食べるヒトの方が

痛風発作のリスクが0.6倍になったそうです。

 

つまり、

乳製品をたくさん摂ったほうが、痛風発作リスクが下がる!?

ことを意味しています。

 

決して、、、

痛風発作のリスクを減らすために、乳製品をたくさんとりなさい!!

と言っているわけではないので注意してください。

 

乳製品には様々な問題があげられています。

 

個人的には、

あくまでも嗜好品として、時々、楽しむ程度がいい!

と思っています。

 

 

(2)アルコール

 

出ました、アルコール!!

気になる方も多いのではないでしょうか?

 

 

「痛風にならないために、プリン体を控えましょう!」

ということをよく聞いたことがあると思います。

 

プリン体が多い食品(飲料)は?

と聞かれると、

 

ビール!!

 

すぐにでてきますよね(笑)

 

 

「アルコール」と痛風発作の関係をみた調査も行われています。

 

調査の結果によると、

アルコールの摂取量が多いほど、痛風発作のリスクが高くなる!

ことが報告されています。

 

 

お酒の種類、気になりますよね!

 

「ビール」の調査も行われています。

「ビール」をたくさん飲むヒトは、

そうでないヒトと比べて痛風発症リスクが1.5倍になるそうです。

 

その他、

「スピリッツ(蒸留酒)」では、1.2倍になるそうですが、

「ワイン」では、関係が認められなかったそうです。

 

お酒の種類もそうですが、

アルコールの摂取量が問題とされるので、

アルコールに限ったことではないのですが、

取り過ぎは、カラダに負担をかけてしまうので注意です!!

 

 

(3)コーヒー

 

「コーヒー」に関しては、

驚くべき結果がでています!?

 

「コーヒー」は、

たくさん飲むほど、痛風発作リスクが少なくなる!?

結果が得られています。

 

  • 1杯未満/日:1.0倍
  • 1~3杯/日:0.9倍
  • 4~5杯/日:0.6倍
  • 6杯以上/日:0.4倍

 

 

カフェイン抜きのコーヒーでも同じような結果が得られていること、

カフェインだけでの調査、お茶での調査では影響が認められなかったことから、

カフェインによる影響ではなく、

コーヒー自体が痛風発作の発症に何らかの影響を与える!?

可能性がありそうです。

 

 

繰り返しになりますが、

あくまで参考までに!!

 

痛風発作のリスクを下げるために、コーヒーをガブガブ飲みましょう!

といっているわけではないです(汗)

 

 

(4)ソフトドリンク

 

「水分補給には、スポーツドリンク!」

 

熱中症対策に、飲まれている方も多いのではないでしょうか。

 

 

このスポーツドリンク(ソフトドリンク)には、

砂糖がたくさん入っています!

 

名前はソフトですが、

中身は、決してソフトではありません!!

 

 

「砂糖入りのソフトドリンク」をたくさん飲むヒトは

痛風発作リスクが高まる結果が得られています。

 

ソフトドリンクを1ヶ月に1回未満のヒトとの比較

  • 5~6回/週:1.3倍
  • 1回/日:1.5倍
  • 2回以上/日:1.9倍

 

調査によると、

ビールよりも砂糖入りのソフトドリンクの方が、痛風発作リスクが高まる!?

結果となっています。

 

あくまでも参考までに!!

 

 

(5)運動

 

運動と痛風発作の関係についての調査もあります。

 

「ランニング」では、

痛風発作リスクが0.9倍

「適度な運動」では、

痛風発作リスクが0.6倍

という結果となっています。

 

なんとなく、

運動はいい影響を与えそうですね!?

 

 

どれもこれも

微妙な調査結果が多いですね(汗)

 

だからこそ、、、(やや開き直って、、、)

「これらのことが痛風の発作に関わっている可能性がある!」

という程度で、あくまでも参考までに!!

 

 

3.高尿酸血症も代謝異常!

 

高尿酸血症も生活習慣病の一つです。

 

高血圧も糖尿病も脂質異常症も生活習慣病といわれますが、

出ている症状が違うだけで、

根本的な原因は、共通しています!

生活習慣病は繋がっている!糖尿病と脂質異常症の関係

 

 

高尿酸血症をざっくりと理解すると、

・尿酸が多く作られすぎている!

・尿酸の排出がうまくいっていない!

のどちらかが原因だと考えられます。

 

 

そして、この代謝異常と深い関わりがあるのが、

「酸化」「糖化」

と呼ばれる老化の原因です!

老化を哲学する!?老化の原因である酸化とは?

カラダが焦げる!?糖化反応とは?

 

 

ということは・・・

酸化や糖化に負けないようにすることが、

高尿酸血症や痛風の対策には重要となってきます!

 

 

普段から酸化や糖化に負けないために、

ビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどの抗酸化物質をたくさんとる!!

ように心がけておくことが重要です!

 

これらの抗酸化物質は、

「生の野菜や果物」

から多く摂ることができます!

 

 

「生(なま)」

って、生きているということです!

生きた野菜や果物をとってください!!!

 

 

それともう一つ、、、

現在は、かな~~~~~~~~~~~~り糖質過多です!!

 

糖質が多すぎる状態は、

酸化や糖化を進行させます!

 

糖質摂取量を見直すことも重要です!!

 

 

まとめ

 

痛風は、血液中の尿酸値が高いほど、そして、その状態が長く続くほど発症する可能性が高くなります。

生活習慣には、痛風発作と関わっていることが色々あります。

抗酸化物質をしっかりとること、糖質を控えることが高尿酸血症、痛風発作を防ぐためには重要です!

 

 

高尿酸血症といわれたら、尿酸値を下げる薬!

痛風といわれたら、痛み止め!(こっちは仕方ないですね(汗)我慢せずに、使用してください!)

 

普段の生活を見直すことで、

これらの薬から脱却することも可能です!

 

 

自分のカラダを守ることができるのは、自分自身しかありません!

 

生活習慣を見直して、

薬に頼らないカラダを目指していきましょう!!

 

 

 

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