病気の正体!あなたは薬を飲み続けなければならないのか?

薬剤師の浅井です。
仕事をしている中で、薬に依存しすぎている現在に問題を感じています。
薬を減らして本当の意味での健康に近づけるためのお手伝いができるように情報を発信しています。
今回は、今の取り組みをしている中で気づいた「病気の正体」をお伝えしたいと思います!
このブログを読んでいただければ、
- どうして私たちが病気になるのか(病気の正体)
- 薬で治る病気と治らない病気について
- 薬の効果と必要性について
- 薬は続けなければならないのか
を理解することができます!
今回はこんな内容です!
1.病気の正体!
- 風邪をひく
- 花粉症になる
- 高血圧
- 糖尿病
- ガン
・・・・・
病気には様々な種類があります。
どうして私たちは病気になるのでしょうか?
- 免疫力が低下したから
- スギ花粉が多いから
- 塩分を摂り過ぎたから
- 甘いものが好きだから
- カラダに負担がかかりすぎたから
・・・・・
それぞれの病気に対して様々な原因があげられています。
もちろん、これらは病気の原因の一つです。
誰もがそうだと思いますが、病気にはなりたくないですよね。
病気は不必要なものだと!
それでも私たちは病気になってしまいます。
ということは、信じられないですが、こう考えるしかありません。
それは、病気が私たちにとって必要なものだからです!
私たちはずっと昔から今まで様々な進化を遂げています。
- 歩くこと
- 走ること
- 脳の発達
・・・・
これらの進化はすべて、過酷な環境に対応して生き延びるために必要だったからです!
そして、病気になることもその一つです。
もっと簡単にいえば、
病気 = 防衛本能
ということです!
- 風邪や花粉症でくしゃみや鼻水、咳がでるのは、カラダへの侵入者(異物)を外に出すためです。
- 血圧が高くなるのは、血圧を高くしないと全身に血液を届けることができないからです。
- 糖尿病でインスリンが出にくくなるのは、それ以上インスリンを出すことがカラダにとって毒だからです。
- コレステロールが高くなることも
- 尿酸値が高くなることも
・・・・・
ガンもそうです!
病気はすべて私たちのカラダを守るためにつくられます!
病気の正体、それは私たちの防衛本能です!
2.病気は2つに分けられる!
私たちの防衛本能によって発症する病気は、大きく2つに分けられます。
それは、
- 外部からの侵入によって発生するもの
- 内部から発生するもの(1以外の原因によって発生するもの)
の2つです。
(1)外部からの侵入によって発生するもの
これは容易にイメージできます。
風邪やインフルエンザなどは、外部からの異物の侵入によって発生する病気です。
ざっくりとまとめてしまえば、いわゆる「感染症」です!
花粉症などの症状もどちらかと言えば、こちらに分類されると思います注。
病気の種類は、この感染症とそれ以外のものの2つに大別されることになります。
(2)内部から発生するもの(1以外の原因によって発生するもの)
高血圧や糖尿病など、いわゆる生活習慣病と呼ばれるものは内部から発生するものです。
(中には、感染が原因で一時的にこれらの病気になる場合もありますが、あくまで例外的に)
ガンもどちらかと言えばこちらに分類されると思います注。
注:花粉症やアトピーなどのアレルギー、ガンなどは、(1)と(2)が複雑に絡み合っているので、どっち付かずの分類になっています。
3.2つの原因からみた薬の効果
(1)の感染症に対して、薬は絶大な効果を発揮!
感染症の原因が分かっているので、それに合った薬によって病気を治すことができます!
感染症の原因をやっつけることができる「抗生剤」は、人類にとってのいわば救世主です!
ノーベル賞など栄誉ある賞をたくさん受賞しています。
「風邪に抗生剤は効かない!」
ということが言われ、抗生剤が悪者扱いされることもあります。
ですがそれは、風邪の原因がほとんどウイルスによるものだからです。
ウイルスに抗生剤は効きません!
つまり、「風邪に抗生剤は効かない」というのは、間違った薬の使い方をしているだけです。
(2)の病気に対して薬は、対症療法でしかない!
薬は、血圧を下げたり、血糖値を下げたりなど出ている症状に対する限定的な効果であるため、効果を持続させるには薬を継続する必要があります。
これらの病気は、残念ながら薬で治すことはできません!
(漢方薬のような体質改善に使われる薬は可能性あり。)
病気は防衛本能とお伝えしました。
「その防衛本能を薬で抑えて大丈夫なのか?」と疑問に思われた方もみえと思います。
僕は、3つのステージでこの問題を考えています。
・短期的なステージ
防衛本能による症状は、短期的なものです。
具体的な期間はわかりませんが、すぐそこに迫った危機に対応するために高血圧などの症状をだします。
しかし、その症状が長く続くとより重大な症状につながる可能性が高まります!
・中期的なステージ
防衛本能の短期的な症状が続くことによって別の病気が発症する状態が中期的なステージです。
この中期的なステージのために薬が必要となります。
つまり、より重篤な症状を防ぐことが薬の役割となります!
・長期的なステージ
ですが、より長期的な視点でみると薬の長期継続使用は危険です。
疑問点のように、病気は防衛本能なので環境に対応するためには必要です。
薬で症状を抑えるということは、環境適応能力を低下させていることになります!
これはカラダにとって大きな負担をかけ続けることになります。
最近、高血圧や糖尿病、ガンなど病気の若年化がすごく気になっています。
実際に、10代や20代で血圧の薬を飲むという方もみえます!
若い頃から薬を飲み始めるということは、必然的に長期的なステージに該当する可能性が高くなります!
(60歳から薬を始めるヒトと20歳から薬を始めるヒトでは、20歳から始めるヒトのほうが長い期間薬を飲むことになりますよね。)
僕は、薬の長期継続服用によってカラダに負担をかけ続けているヒトが増えていることに危機感を抱いています。
このように、2つの原因からみれば薬で治る病気と治らない病気がわかります!
「抗がん剤」について、いろいろと言われていますよね。
納得した形で選択してもらいたいので、個人的な見解をお伝えします。
抗がん剤は、ざっくりまとめれば「ガン細胞をやっつける薬」です。
ガン細胞をやっつけるというのは、あたかもガン細胞という異物がカラダに侵入することによってガンが発症したとみなしていることになります。
つまり、(1)によってガンが発症したと仮定した場合の対応となります。
先ほどもお伝えしましたが、ガンは(2)に分類されます。
抗がん剤によってガンという病気が治るかどうか、もうお分かりですよね。
残念ながら、現在のガン治療に対する薬の使い方は間違っています!
ですが、実際に抗がん剤によってガンがなくなった?方もみえます!
それは非常に喜ばしいことです!
抗がん剤は、一概にまったく効果がないとはいえないこともまた事実ですが・・・。
難しい選択になると思います。
だからこそ、様々な情報を調べた上で、他人任せにせず、自分で納得のいく治療を受けてほしいと思います。
4.あなたは薬を続けなければいけないのか?
よく受ける質問があります。
薬は始めたら一生飲み続けなければいけないのでしょうか?
答えは、Noです!
病気は環境に対応するための防衛本能です。
現在の環境に対応するために病気になるのだから、環境を変えることができれば病気はなくなります!
逆にいえば、環境を変えることができなければ薬を飲み続ける必用があるということになります。
病気を無くす環境をつくるのも、病気を増やす環境をつくるのもあなた次第です!
病気をなくせる環境をつくっていきましょう!
私たちを取り巻く環境は、ストレスいっぱいです。
環境要因に占めるストレスの割合は、徐々に増えています。
ですが、圧倒的に重要なのが食事です!
ダイエットに必要なのも運動が2割に対して、食事は8割と言われています。
そのくらい食事が占めるウエイトが高いということです。
病気を治すための食事にはコツがあります!
細胞レベルを改善する食事(栄養)について興味がある方はぜひご連絡ください!!
「家族を支えるために病気で倒れるわけにはいけないから、薬を飲んでいる」
といって薬を飲むことを正当化している方が時々みえます。
ですが、残念ながらそれでは家族を守ることはできません!
むしろ、同じ環境にいる家族も同じ状態になる可能性が高いです。
大切な子どもや家族を守るためにも、自ら率先して環境を変えていきましょう!